
ココナッツオイルは、非常に多用途の多い、健康と美容製品です。
料理や掃除、肌の保湿やメイク落としなど、人々は、さまざまなことに利用しています。
また、髪の毛の健康や状態を改善するために、ココナッツオイルを使う人もいます。
この記事では、髪にココナッツオイルを使用することの、メリットとデメリットを探ります。
毎日の手入れが髪を傷める
洗髪、ブラッシング、スタイリングといった毎日の身だしなみは、髪にダメージを与え、縮れたり、切れたり、乾燥したりする原因となります。
なぜそうなるのかを理解するために、あなたは髪の毛の構造について、もっと知る必要があります。髪の毛は3つの層で、構成されています。
髄質:髪の毛の中心部にある柔らかい部分です。興味深いことに、太い髪の毛に多く髄質が含まれ、細い髪の毛にはほとんど含まれません。
皮質: 髪の毛の中で最も厚い層です。繊維状のタンパク質や、髪の毛の色を出す色素が、多く含まれています。
キューティクル: キューティクルとは、髪の毛を保護する丈夫な外皮のことです。
髪を洗ったり、スタイリングしたり、カラーリングしたりすると、キューティクルが損傷し、髪の毛の中心部分を守ることができなくなります。
これにより、髪の毛の皮質を構成する繊維状のタンパク質の一部が失われ、髪の毛が細く、もろくなり、切れやすくなります。
ココナッツオイルが、他のオイルよりも髪を保護するのに、優れている理由
ココナッツオイルは、タンパク質の損失を減らすために、髪に使用するのに最も適したオイルと、よく言われています。
現在のココナッツオイルの人気を考えれば、これをトレンドと見なすのは簡単でしょう。
しかし、この主張には、いくつかの根拠があります。
ある研究では、洗髪前または洗髪後の髪に、ココナッツオイル、ヒマワリオイル、ミネラルオイルを塗布した場合の効果を、調べています。
どのオイルが、髪の健康を保護するのに最適かを確認するために、研究者たちは、それぞれのトリートメント後に、髪が失ったタンパク質の量を、測定しました。
その結果、ココナッツオイルは、ミネラルオイルやヒマワリオイルよりも、洗髪前または洗髪後に塗布することで、タンパク質の減少を防ぐ効果が、優れていることがわかりました。
実際、ココナッツオイルは、すべての研究でトップに立ち、ダメージを受けていない髪、ブリーチされた髪、化学処理された髪、紫外線にさらされた髪のタンパク質の、減少を抑えました。
一方、ミネラルオイルとヒマワリ油には、そのような効果はなく、髪の毛のタンパク質の減少を抑える効果は、判明しませんでした。
ココナッツオイルの優れた髪の保護能力の背景には、その化学構造があると考えられています。
ココナッツオイルは、主に、ラウリン酸という中鎖脂肪酸が主成分です。
このため、ココナッツオイルは長くて、まっすぐな構造をしており、髪の毛の奥まで吸収されやすくなります。
ヒマワリ油は、主にリノール酸が多く含くまれていますが、このリノール酸は、はるかに、かさばる構造を持っているため、髪に吸収されにくいです。
つまり、ミネラルオイルやヒマワリ油などのオイルは、髪をコーティングすることはできても、毛幹にはあまり吸収されないのです。
